基本編:TIPS 知ってると便利なこと
概要
ここでは知ってると演出時に便利な小ネタがまとめてあります。
[ レジスタ ]
S1 ゲームの実行回数
S1レジスタには、ゲームの実行回数が入っている。
このレジスタは毎回起動時に1足されてから開始シナリオが呼び出されるんだ。 だから、初めて起動したときだけ実行したい処理は、S1==1 を条件式にすれば実現できるぞ。 コンフィグレーションの初期値なんかはこの条件で設定しておけば、最初だけ特定の値に設定できて、以降はコンフィグでユーザーが設定した値が使われる。
設定する場所は、らのべえなら、titleの先頭にいれればいいだろう。 sketch for らのべえを使ってstartを弄ってもいいぞ。
システムレジスタは、本来ユーザーが直接書き換えてはいけない領域だ。もちろんこの値も自分で書き換えちゃダメだ。
L5 文字表示速度(通常表示時)
メッセージ文字列の表示速度を1文字にかかる表示時間(ms)で指定できるレジスタだ。 通常はconfigで利用されている。
システムは文字を表示するときこのレジスタの内容を見て、文字ウェイトを取得する。 互換性のために0だと機能自体がオフになり、1以上だと1文字表示されるたびにその時間(ms)だけ待つようになる。
なお、1以上を指定すると、センタリング表示と自動禁則処理が無効になるので注意が必要だ。
L9 ユーザーにメッセージフレームを選ばせる
L9はデフォルトのメッセージフレームのグループ化に利用されるレジスタだ。
グループ化されたメッセージフレームは、メッセージフレームIDではなくグループ化に使われたレジスタでアクセスできるようになる。 とは言ってもなんのことだかわからないかもしれないので、メッセージフレームの設定とグループ化をドキュメントしてから戻ってきます。しばしまて。
[ メッセージ ]
テキストエディタでメッセージを書く方法
テキストエディタになれた人は、シナリオをテキストエディタで書くこともできます。 詳しくは、シナリオテキストの入力方法を参照して下さい。