基本編:コマンドチャート
概要
コマンドチャートは、背景が緑っぽい画面のチャートで、主にあるシーンの具体的な演出を記述するチャートです。
原則として1つのノードが、1つのコマンド(従来のスクリプト型ツールの1コマンド)にあたると考えれば良いでしょう。
ここではコマンドチャートの基本的な操作方法を解説します。

なお、各コマンドの具体的な操作方法については、「演出」を参照して下さい。
シーンチャートとコマンドチャートの相互移動
PLAY/DL にはシナリオチャートの「コマンドチャートを開く方法」がリンクされています。
シーンチャートからコマンドチャート(演出画面)に降りる方法と、シーンチャートへの戻り方が解説されています
メニューボタンの解説
ここでは画面右上にある6個のメニューボタンについて解説されています。
それぞれのボタンの意味は上から次の通りになっています。
記号 動作
UP シーンチャートに戻る
LE レイアウトエディタを起動する
CG CGパレットを起動する
MV メッセージビューを表示/消去する
↑↓ カレントノードの上に空間を挿入する
←→ カレントノードの左に空間を挿入する
コマンドチャートの標準的な構造
ここではコマンドチャートの初期状態と、簡単に標準的なフレームワークを定義する方法が解説されています。
標準的なコマンドチャートは、
1. 開始
2. フレームの表示(ウィンドウやコントロール)
3. 演出群
4. 全体フェードアウト
5. シーン移動
といった構成を持っています。
このうち2と4は、場合に応じてない場合もありますが、通常はこの構造にしておくとトラブルが少なくなります。
その他のノード・背景関連の操作
基本的な操作は、シーンチャートと同じです。 違いは、ノードをダブルクリックしたとき、シーンチャートではコマンドチャートに移動しますが、 コマンドチャートでは、コマンド編集画面が開くことくらいです。
マウスによる各チャートの動作は、マウス操作まとめを参照して下さい。