資料:利用できるリソース
概要
ここではらのべえで利用できる、画像/音/動画の各リソースの形式について説明されています。
登録された画像は全て.lvg形式になります。
ネイティブ(外部プラグインなし)で登録可能な画像形式は次の通り
形式 代表的な拡張子 色深度 マスクの保持 解説
LVG .LVG 8bit/24bit らのべえ標準画像形式
BMP .BMP 8bit/24bit    
PNG .PNG 8bit/24bit/32bit(ARGB) ARGBで可  
これ以外の画像データについては、susieのプラグインを利用することで使用することが出来るようになります。
ご使用の環境にsusieがインストールされている場合は自動的にそれを利用します。 されていない場合は、必要なプラグインを入手した後、そのプラグインをらのべえにドロップして下さい。 自動的に登録され、利用できるようになります。
外部リンク:susieの部屋
外部リンク:JPEG/GIF/TIFF/Pi/PIC/Pic2/XLD4/MAG/PICT
外部リンク:その他のsusieプラグインのリンク集
最終的にゲームで利用する画像ファイルは、すべてlvg形式になります。 ここで上げられている形式は、らのべえにドロップしてシステムにlvg形式として登録できる画像形式という意味です。
マスクデータ(アルファチャンネルデータ)を登録したい場合は、ARGB形式のPNGを利用するか、 マスク用のCG(グレースケール画像)を用意して登録時に指定して下さい。0が透明255が不透明になります。
なお、hogehoge.png を登録する際、マスク用グレースケール画像の名前を、hogehoge_.png(ファイル名の最後に アンダースコアを付けています)として同じフォルダに置いておくと、 マスク画像登録エディットボックスに自動的にファイル名が入力されて楽できます。 もちろん、hoge.bmpとhoge_.bmpでもOKです。
マスクデータと、画像データの大きさは必ず同じでなければなりません
ラノベ絵で利用する音は、効果音はwav形式、音楽はogg形式にして登録して下さい。 ネイティブ(外部プラグインなし)で再生可能な音形式は次の通り
形式 代表的な拡張子 フォーマット 解説
PCM .WAV 22.05/44.1KHz, 8/16bit, mono/stereo 効果音/環境音。普通の.wavファイルです。
VORBIS .OGG 44.1KHz, 16bit, mono/stereo 音楽
ADPCM .WAV 22.05/44.1KHz, 8/16bit, mono/stereo Intel ADPCM
V .V 中身はいろいろ 音声用独自コンテナファイル
通常、音楽は 44.1KHz/16bit/stereoのogg形式効果音はPCM形式のものを利用して下さい。 これらは機能的にも枯れていてトラブルも少ない組み合わせです。 oggのエンコーダーは好きなものをご利用下さい。
画像と違い、ドロップされたデータをそのまま利用しますので、おかしなデータを登録した場合、 実行に影響が出ることがあります。特定のデータを再生する際に問題が発生する場合は、データを疑って下さい。
なお、MIDIは利用できなくしてあります。音楽はすべてogg形式に変換してかららのべえにドロップして下さい。
外部リンク:vorbis.comのダウンロードページ
外部リンク:oggenc oggenc.exeは標準的なコマンドラインoggエンコーダーです。
外部リンク:ogg vorbisエンコード やまもと氏によるエンコードの解説ページです。
オフィシャルではらのべえは動画を取り扱わないことになっていますが、実は取り扱えます。
取り扱える動画形式は次の通りです。
形式 代表的な拡張子 ムービー表示 画像として表示 α 解説
MPEG1 .MPG × PCのゲーム用では代表的な形式
DLT .DLT × retouchアニメ形式
その他 .AVI, .WMV × × direct showを利用して再生するもの
ムービー表示とは、いわゆるOP/EDのようなタイプの音付きの動画を単に表示する操作です。 この場合は、ご利用になっている環境のDirectShowで表示可能な全ての動画が再生できます。
画像として表示とは、イベント画面やレイヤーに対して、動くCGとして描画する操作で、 音声は再生されませんが(非同期の効果音扱いで再生することは可能です)各種クリップや特殊効果やレイヤーに対する操作などがそのまま利用できます。
αは、アルファチャンネル付き動画が作成できるかどうかを表しています。